誕生日を祝う


春一番が吹き荒れる東京を背に
少し足を伸ばし、まだ梅も咲かぬ高尾山へ

昨年から、二人の誕生日にと思っていた
うかい鳥山へ、父と母を招いてお祝い

姉弟で、ゆる~くおもてなしをして
喜ぶ二人をみながら
一つ一つのお料理に
子どものように感動する母を見ながら
なんとなく、上機嫌の父を見ながら
心の底からよかったと
温かい、優しい空気が
流れる川と、木々の見える空間を包み込み
ほわっと、solwに呼吸をしているような気がした

私たちも、少し大人になって
でも、気を抜くとやっぱり小さな頃と変わらず
甘えん坊が出て

父と母の前では
やはり、自分はいつまでも子どもなのだと思う
…きっと、自分の子を授かるまでは
 あぁ、強くなりたい