Grazia[グラツィア](講談社) | みんなの「朝活」「夜活」特集にてコメントが掲載されました


働くママのための情報誌
Grazia[グラツィア](講談社)
みんなの「朝活」「夜活」特集にてコメントが掲載されました。


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拙著「手帳美人の時間術(マガジンハウス)」や、
「朝時間.jp」の編集長・プロデューサー時代の経験などから、
朝時間、夜時間の使い方に関する内容を中心に、
時間術に関して多く取材を受けてきました。

また、時間術に関する
多くの記事やエッセイを書かせて頂く機会も多いのですが、
産後、小さな命をこの体から新しい世界へ送り出してから数年・・・

まだまだ小さくてあどけない息子と共に過ごす暮らしを振り返ると、

独身、結婚直後の時間の使い方のように、
自由に、贅沢に自分時間&仕事時間を
使うことは本当に難しいことだと日々実感しています。


そして、数々のママ達への取材や、
ツイッターを通じてのママのつぶやきを垣間見ながら感じるのは、
私だけでなくママ達はみんな悩んでいるということ。

今までの暮らしとのギャップが
あまりにも大きいのですもの、
あたり前です。

ワーキングママならなおさら。

実際には社会的にマジョリティーである、

働きながら子育てしている人や、介護している人を、
マイノリティーであると特殊な扱いをするような、
社会基盤が整っていない現状の日本。

社会に見せる姿は、独身時代のような立ち振舞いで、
涼しそうな顔をしながらも、ママ達はみんな必死に
水面下では溺れそうになりながら
バタバタともがいている方がほとんどなのではないでしょうか。

「時間」や「ライフスタイル」に関連する
企画づくりに携わり、
意見を求められる機会の多い私にとって、
ひとつ言えることは、
自分とは違う感情と意志を持つ子どもとの暮らしの中で、
また、あっという間に成長し巣立っていく子ども育む家族時間は貴重で、
より一層「朝時間」は重要な時間であることは間違いのないことです。


今まで、たくさんのワーキングママ達を取材してきましたが、
みなさん口をそろえて

 「家族が皆顔をあわせられる時間。
  “家族団らんの時間は朝時間以外にはないのです」

と言います。

いつもママ達を対象とした講演などでは、

『「朝活! 朝活!」と世の中が朝の活動を推奨し、
 私自身もそのムーブメントを牽引してきた立場ではあるのだけれど、
 私達ママ達は、独身時代・出産前のように、
 自分磨きや、勉強・・・に鼻息荒くがんばりすぎるのではなく、
 今しかとることのできない家族との大切な時間を朝時間にすごしませんか。

 朝食を食べながら、
 家族で会話をしながら顔を合わせて過ごす時間は、

 せわしない日々の中、そしてあっという間に巣立つ
 子どもとの暮らしや人生を考えても貴重な時間なのですよ



とお伝えしています。

今、ひとりで朝食を食べる子どもが急増しているというデータが出ています。
これが、メンタル面を中心とした、
色々な問題にもつながっているとの報告もあげられています。

また、様々なビジネス媒体を中心に、
朝時間を上手に使う手法や、朝活へのアドバイスは
ちまたにあふれているけれど、
ライフステージ、ライフスタイルの違う、
ママにはその全てはあてはまらないということ。

朝時間について語り始めると、
本が何冊も書けるくらい延々と話すことができるのですが・・・
世界で一番眠っていないとされる、
頑張り屋さんな私達日本人の女性には、
生まれたばかりの新鮮な空気と、
キラキラと優しく輝く朝日の中、

・自分自身の心を振り返る時間
家族との会話や触れ合いのある時間

を贅沢にすごしてもらいたい。

一日の始まりである朝時間。
より多くの人が気持よく過ごせますように


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ご取材をいただきました、
講談社 Grazia副編集長 田中様、ライター内田さま、
素敵な記事に仕上げて頂きありがとうございました。




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