Newsポストセブン(小学館) | 「高級シェアハウス 手軽さより生活様式の充実求める人に人気」にてコメントが掲載されました
Newsポストセブン(小学館)掲載の、
「高級シェアハウス 手軽さより生活様式の充実求める人に人気」という記事にて
コメントが掲載されました。
媒体の特性上、右に左にドキドキするような
写真や記事のタイトルが散りばめられていて、
個人的には目が白黒してしまうのですが、
この記事は、いたって真面目です。
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私自身、大学卒業後の20代のほとんどを、
シェアハウスで暮らしてきました。
当時私が済んでいたシェアハウスでは、
居住人数約40名、約20カ国以上の人達と、
ワイワイ、ガヤガヤ楽しく暮らしてきたわけですが、
最近のシェアハウスは事情がだいぶ違います。
5年以上にも渡るシェアハウス暮らしの経験が買われ、
シェアハウスのコンセプトづくりに関わったり、
運営のアドバイザーなどをさせていただくことがあり、
色々なリサーチを行なってきましたが、
最近新しくできたシェアハウスの多くは、
日本の若い層のニーズにこたえた日本人仕様の、
コンセプチュアルな物件や、
高級路線の物件が増えており、
市民権を得はじめています。
数年前までのシェアハウスの多くは、
海外から来た長期滞在者が主に居住し、
そこに、日本に住みながらも
多国籍な人々との暮らしを楽しみたい、
もしくは、シェアハウスに住むことで少し節約したいという、
日本人が住んでいたものですが、
現在のシェアハウスは、畑つきや、豪華な設備など、
日本人向けのコンセプトを強く打ち出した高級路線が急増中です。
寝に帰るだけの小さな箱のようなワンルームスペースに、
みんながキッチン、冷蔵庫、洗濯機、シャワールームを持つよりも、
共有できるものは共有し、楽しい設備に力を入れる。
20〜40代の中に、
シンプルに暮らすことが清貧ではなく、
逆に豊かだという考えが浸透してきていたり、
孤立した生活よりも人と交わる生活を選びたいという
志向が高まっていることもあり