hiroko utsumi's diary blog about small tiny lovely things...

春の七草

七草がゆが日本で食されるようになったのは、
平安時代頃と教えていただきました。

おせち料理が完成したのが江戸時代中期〜後期。
約200年前からとすると、
七草の日本での歴史はそれよりもずっとはるか昔。

中国より約1200年前頃に伝わり、
それからずっと続いている古くからの食文化なのだそう。

お正月の綺羅びやかで贅沢な食卓とは打って変わって、
とても質素な食事だけれど、
平安時代の人々と同じように七草のお粥を頂きながら、
無病息災をみんなで願い続けているというのは、
なんだか素敵なことだと思います。





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セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ、スズシロ。


どれも越年草の植物である、
春の七草。

冬になると、草木のほとんどは枯れ果てて、
また、私達人間も
今よりももっと元気に冬を越こすということは大変なことで、
患うことも、時には果ててしまうことも多かったのだろうけれど、
七草たちは冬の寒さにも負けずに、
緑のままで元気よく年越しをする。

生命力のある七草たちのエネルギーを頂いて、
新しい1年も健やかに。

無病息災のおまじないという意味も込めて、
七草をいただく習慣が根付いて、
今でも残っているのはなんとなく日本らしいなと感じます。

本当は、七草囃子をうたいながら包丁で拍子をとり
七草を叩くそうなのだけれど、私がその歌を知らないので、
来年は七草囃子覚えて息子くんと一緒に歌いながら七草粥をつくろうかな。

今年の七草粥は、
去年ちょっとだけ奮発して揃えた
赤木明登さんの漆のお椀によそい、
最近、我が家でブームな
川崎大師のお坊さんのマネをして、
「無病息災、無病息災」と夫婦でブツブツ唱えながら頂きました。

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