hiroko utsumi's diary blog about small tiny lovely things...

断捨離のおすそ分けを頂きました

義母から素敵な器たちを譲り受けました。

元々器が好きなようで、
作家さんにお会いしたり、
旅先で「これは!」と一目惚れしたものを、
日々楽しそうに使う義母。

とはいえ、使える食器の量はそんなにたくさんではないので、
表に出されず大切にしまいこまれている器も大量に。

そして、出し惜しみしている間に、
良いものほどどんどん押入れの奥の方に…ってことになっていたりして。

パントリーにある食器を一度全部出して、
断捨離しようと埋蔵されていた品々がキッチンでお披露目され、
「お好きなものをどうぞ」と言っていただいたので、
カップやらスープ皿などなど気に入ったものを必要なだけ譲り受けました。

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ここ3ヶ月ぐらいカップを新調しようかどうしようかと、
喧々諤々していた私達夫婦。

というのも、お互いが持ち寄ったカップは、
高校生の頃から使っていたり社会人になりたての頃に頂いたりした
ちょっと可愛らしすぎるマグカップで、
それらを日々の器として常用していたため、

モノとしては使えるのだけれど、
「さすがにもうオトナだからな〜、と言いながら毎回うーん」と言いながら使い続けて4年目。

この冬こそ毎日手にして幸せになるカップを新調しようと考えていました。

そうしたら、こんな身近なところから、
棚から牡丹餅!

目利きな義母だけあって、
気になるカップがキラリと光っているではありませんか。

新品の状態で6客まるまるそろっていたので、
これはありがたいと重々お礼を言って、
寒空の月夜に自転車をゆっくりこぎ持ち帰りました。

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カップが入っていた箱の中には、
カップのつくり手である陶芸家 沖塩明樹さんの一文と、
沖塩氏が新しく窯場を造ったことへの
お祝いのメッセージが柳宗悦さん、
倉敷民芸館館長さん外村吉之助さんからの言葉として
書かれていました。

岡山・倉敷にあった「寒風春木窯」という、
小豆島を望む緑に囲まれた窯場で作陶されたものだそうで、
調べてみると、倉敷の民藝の歴史にとって、
非常に重要な人物だったようで倉敷民芸館にて
沖塩明樹の仕事」展という遺作展も行われていたよう。

今ではなかなかこの方の作品を手に入れるのは難しいようで、
こんな形で譲り受けてしまって、ありがたいやら申し訳ないやら。

でも、せっかくご縁あって我が家に来たのだから、
一生ものの器、家宝として大切に使わせていただきます。

年末に買った宝くじは結局300円しか当たらなかったけど、
とても素敵な器が思いがけず降ってきたので十分宝くじがあたったような気持ちに。

そんなこんなの良い年納めかな。

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