スイスから来たプリンス君たちと遊ぶ一日(生後420日目)

 
スイスから一時帰国中のバーフスさんとのんびりランチ。

3歳だったお兄ちゃんプリンス君は5歳。
前回お会いしたときには生まれていなかった弟プリンス君は2歳。
息子くんと一緒に初対面することが出来ました。

一歳違うと、こんなにサイズもできることも違うんだ! と驚くママ。
いっぱーーいかけっこしたり(息子くんはハイハイ)
ジャリ遊びをした3人のkids達。


 
ママ達は「男の子の子育てって大変よね~!」と、
子育て談義に花を咲かせました。


目の前にあるもの、なんでもオモチャや実験道具になる子ども達。
なんてクリエイティブなんだろう。
そして、その発想力の豊かさに脱帽。
子どもは天才だわ!


そして、やりたい放題(笑)
自由で大胆!

子どもを目の前にして我が身を振り返ると、
なんて、オトナって縛られているんだろうと思ってしまう。
子どもと一緒にいると、勉強になるなぁ~。

バーフスさんから、スイスの子育て事情についても色々聞いて、
日本との違いに、色々考えさせられる。

スイスの子育て環境はかなりスパルタ!
小学生から年2回のテストがあって落第すると救済なくドロップアウト。
学校のほとんどが公立のため、ドロップアウトすると、
その後の(いわゆる、学問をベースとした)キャリアを形成するのは
なかなか難しいみたい。

“学歴は持っていて損はないから…”と、
スイスのママ達はがんばって教育にはげむとのこと。

国費で大学まで行けるスイス。
それでも、大学には約30%しか進学しないとのことだから、
(お勉強的に)優秀でないと難しいのだろうな。

でも、私自身は高校くらいにようやく、
学びたいココロに火がついたタイプだったから、
小学生からはじまる年2回しかないテストで、
今後、教育を受けられるかどうかの機会を決められてしまうのは、
本当に、厳しいな…と思う。

ちなみに、我が弟が留学していたスゥエーデンも、
大学まで国費でいけるし、居られるけれど、
(弟の学友と話をしたり、弟から話しを聞くところによると)
何年も留年していた人がいっぱいいたから、
同じように、国費で教育を受けることができるヨーロッパ圏の国だけれど、
考え方の違いがここに現れている気がした。

日本の場合はどんなに落第点をとっても、
基本的には中学までは義務教育ということで、
教育をうける権利があるから、
スイスに比べればとても寛容で優しいとのこと。

今まで、中学までの義務教育は、
当たり前の話だとおもっていたから、
これには大衝撃!

やりたい学問を見つけて、勉強する機会を得られたのも、
この、じっくりと余裕をもって学びたい意欲が熟すのを待ってくれる、
寛容な教育環境があったからこそだと、
今更ながら、日本の教育制度に感謝だわ~と思う。

ありがとう! 日本の義務教育制度!!

それにしても、この前会ったスペイン生まれのプリンセサしかり、
スイス生まれのプリンス君達しかり、
GuestHouse LodgeのOBOGの子ども達しかり、
こんなに小さな頃から、自然と二つ以上の言語を使い分けているのに驚く。

そして、少なくとも(私が理解できる)日本語においては、
ある程度、しっかりと話せているからすごいなーーと思う。
…きっと、住んでいる場所の言語はもっと話せるんだろうからな。

これから、彼らが成長していく中で、
いくつかの言語が話せるというだけでなく、
様々な文化もさらに深く理解したり感じたりして、
子達がどのように世界を楽しくしていくのか、
考えるだけで、わくわくするな~。

純ジャパニーズな息子くんも、
友達を通じて色々な文化を学んだり、感じたりしながら、
まずは、日本という国を自分なりに感じて学ぶココロを持って欲しい。
そして、その上で国境の壁をどんどん超えて、
世界をマルっと楽しみながら、楽しく良い世界にしてもらえたらいいなと思う。

そして、私は彼らが「いい世の中だ」と感じてもらえるような
世の中、世界を作っていかなきゃな~と、改めて思う。

まずは、目の前の小さな世界から一つ一つ。
自分のできることから一つ一つ。

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