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誕生1ヶ月記念日に、お産を思い返す(生後30日目)


今日は、ダイセンくん生後1ヶ月記念日です。


すくすくと大きく育ってくれていて、とってもママは嬉しいです。


そんな日だからこそ、ダイセンくんの産まれてきた日のことを、思い返してみようかと思います。

出産前、ダイセンくんの誕生に備えて、新米パパとママはどのようなお産をしたいかたくさん話し合い、自然出産に関する本を読んだりしながら、色々お産に関する考えを固めて、バースプランを立てていました。


とても良い先生に巡り会うことができたため、病院でお産すると決めたけれど、お産は病気ではなく、自然なこと。


だから、なるべく自然な状態で、赤ちゃんがこの世に出てきたいタイミングで産みたいということで、どんなに時間がかかっても


・陣痛誘発剤などを使わないでほしい
・会陰切開をしないでほしい
・不必要な帝王切開をしないでほしい
・・・等、産科では普通に行われていても、2人が不自然と感じている、医療的な介入をしないようお願いした。


また、通常、まだ脈を打っていても、すぐに切られてしまいがちな“へその緒”も、さい帯血が全部赤ちゃんに入りきってから切ってほしいという、細かいお願いも事前にしておいた。


お世話になった病院自体が、もともと、自然なお産や母子に優しいお産をしてくれているので、我々のバースプランを「正常にお産が進んで、母子ともに何も問題ない状態であれば、全てバースプランどおりにしましょう」と言ってくれた。


そして、予定日より少し早くきた陣痛。


出産前日の夕方頃に微弱な痛みが開始。深夜には痛みの間隔が10分に縮まって、眠れぬ夜を過ごした新米パパとママ。


早朝におしるしが出てから入院。その後も7~10分間隔で陣痛が進むものの、陣痛のたびに赤ちゃんの心拍数が落ちてしまうという現象が。


これまでずっと、正常な量あった羊水が激減していて、赤ちゃんが陣痛のたびに、へその緒をカラダで踏んづけてしまっているかもしれないということで、緊急措置として、帝王切開も一つの選択肢として考えておいてくださいと言われてしまった。


あとから、看護士さんが教えてくれたところによると、先生の中ではこの時点で『9割方、帝王切開かな~』と思っていたらしい。


私の中でも、あまりにも痛くて、いつまで続くのかも分からない陣痛の中、うつろうつろな思考の中で、もし、心音が下がっていることが、脳や神経に重篤な損傷につながったら取り返しがつかないと、帝王切開という選択を6割以上考えはじめていた。


しかし、パパの中では、100パーセント帝王切開はないと思っていたらしく、『自然出産でお願いします!』と言い切り、その方向で全てが進み出した。


陣痛がくるたびに子宮のスペースが狭まって、さい帯が押されて赤ちゃんの心音が下がっているからと、助産士さんが、いきみを逃す呼吸法を教えてくださった。


しかし、痛いのに、力を入れてはいけない、リラックスをしなくてはいけないというのは、かなり難しく・・・


かつ、ほとんど寝ずに、食事もしていないうつろうつろな中で約10分間隔で下腹部と腰に突然走る激痛を何時間も耐えていると、リラックスにもムラが出てくる。


kunちゃんから頂いたフラのCDや、大好きな映画「めかね」のサントラを聞きながら、秋谷の海でプカプカ浮いているイメージ想像しながらリラックスにつとめた。


お産という、いつまで続くかわからないマラソンを走るランナーな新米ママ。その横にぴったりついて併走してくれたのが新米パパ。心強いコーチのように、いきみ逃しの呼吸を横で一緒にずっとやってくれて、赤ちゃんの心音を聞きながら、心音が下がらなかったいきみ逃しができた時には、横で誉めてくれ・・・


そんなこんなで、ようやく、子宮口が5センチほど開きはじめ、先生からも『自然分娩でいけそうですね!』といって頂け、ママの中でも、光が見え始め、なんとか頑張る力が改めてみなぎり始めたのが、陣痛が始まってから丸一日だった夕方頃。


そこから、赤ちゃんが出てこれる子宮口のサイズ10センチまで開くのに約4時間かかったけれど、ゴールが見え始めたこともあって、それからはあっという間な感じでした。


最後、子宮口が10センチに開いた時点で、看護士さんから、突然『いきんでください!』といわれ、何が何だかわからない、どこに力を入れてよいか分からない状態だったけれど、とにかく、パパの手をつかみながら、一生懸命力いっぱい赤ちゃんを押し出し、『その調子!』という看護士さんとパパの言葉にも後押しされて、なんとかお産を乗り越えることができました。


出てきたばかりのべびは、とってもちいさくて、フニャフニャで、でも抱っこしていると凄い生命力を感じて、とにかく感動。


パパもママも頑張ったけれど、いちばん頑張ったのは、きっと産まれてきてくれた赤ちゃん。


抱きしめているだけで長い陣痛をよく、耐え抜いて頑張って産まれてきてくれた! と胸がいっぱいに。


そして、長い時間、一緒に併走してくれた新米パパへの感謝の気持ちと、ほっと安堵する気持ちと、とにかく幸せな気持ちいっぱいになりました。


それから、約二時間もの間、分娩室でカンガルーケアをしながら、家族三人きりの静かな時間を過ごさせていただき、感動的で安らかな時間が過ぎました。


産まれたての赤ちゃんなのに、目はしっかりと見開かれていて、おっぱいを探す仕草にまた、感動。


出産は、産まれてきた赤ちゃんの人生のはじまりであり、家族にとってもその家族の歴史の大きな節目になる。その、お産を満足できる幸せな気持ちで、家族で力を合わせて乗り越えることができて、本当に良かった。


とにかく、全てに感謝、感謝、感謝、感謝につきるのです。


ダイセンくん、誕生1ヶ月記念日おめでとう。

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